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市政を身近に 池田市長インターンシップ始まる

小南・池田市長の公務に同席する学生

 小南修身・池田市長が就任してから初めての市長インターンシップが9月3日、池田市で始まった。市長インターンシップは市長と行動を共にして、政治家や公務員などを志す学生に市政への理解を深めてもらうのが狙い。今年は、事前に応募した男性2人、女性7人の大学生が、2人または3人1組になって、10月1日まで各組5日間、市長に同行し、仕事内容や行政施策などについて学ぶ。

 第1回目は立命館大学産業社会学部の中村愛里さん(松原市)と立命館大学産業社会学部の清水裕子さん(京都市)が市長の公務に同席し、緊張した表情を見せながらもメモを一生懸命取るなど、日ごろ味わうことのない体験をした。

 行政の仕事に興味があるという中村さんは「実際に、市長がどのような仕事をされているのかを身近で目にするのが楽しみ。珍しい体験なので5日間ですが、一生懸命がんばって行きたい」と話しており、また、大学でまちづくりの授業を受けているという清水さんは「公務員志望なので、この機会に市長の仕事だけでなく、市役所の仕事を肌で感じたい」と笑顔で話していた。

 実習時間は原則土・日曜日、祝休日を除く午前9時~午後5時15分。無報酬で交通費、食費などは実習生が負担する。インターンシップ生らは最終日に市ホームページにその体験などを書き込む予定。=情報提供・池田市(進藤郁美)

更新日時 2012/09/03