笑顔の絵を描いて、東北の子どもたちをサポート
豊中市服部西町2、まちかどギャラリー「あつまれ!ピース」で8月22日、東日本大震災の支援を目的とした「スマイルプロジェクト」が開かれた。スマイルプロジェクトとは、はがき大の画用紙に笑顔の絵を1枚描くごとに50円分の画材を被災地の子どもたちに届けるという企画で、2012年3月21日に神戸で始まった。2年間で2万枚の笑顔の絵を集めることを目標としており、8月現在、約6000枚が集まったという。
あつまれ!ピースは知的障がい者作業所に通う人たちの作品を展示・販売しているギャラリーで、地域交流のためのワークショップをたびたび開いている。この日は自分たちのギャラリーを開放し、絵を描くための広いテーブルや色鉛筆、クレヨン、カラーペンなどを用意した。12人が参加し、41枚の笑顔の絵が集まった。作業所の支援をしている橋本美和さんは「笑顔の力は大きい。笑顔の絵を届けることで、被災地の人たちに『忘れていないよ』とのメッセージを送ることができたら」と話している。「あつまれピース!」はイベントの再開催を計画中。また、自宅や学校で描いた絵も受け付けている。問い合わせは、06-6862-2270(あつまれ!ピース)へ。
(早川方子)
更新日時 2012/08/25