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五月山動物園の動物たちが曲芸ショー 5月3日から

五月山動物園の動物たちが曲芸ショー 5月3日から

 「世界1ハートのある動物園」をキャッチコピーに掲げる池田市立五月山動物園(綾羽2)の動物たちが曲芸の練習をしている。芸を披露するのは、今年3月に閉場したおおさか府民牧場(大阪府豊能郡能勢町)から譲り受けたミニブタ1匹とミニヤギ3匹。

 ミニブタの「レモンライム」(3歳)は、ピンク色のスカーフがトレードマーク。飼育員の声に従って、飼い犬のように「お手」や「おすわり」をする。ボールを使った芸やくす玉割りなども練習中だ。真っ黒で長い毛並みが小さなイノシシに間違われるという。

 ミニヤギは白色の「ハッパ」(5歳)、ベージュの「コノハ」(2歳)、茶色の「メイ」(1歳)の親子3世代。おばあちゃんのハッパは大きな角と立派なひげをもっているが、孫のメイはまだ小柄。ミニブタと同じように「お手」ができるほか、フラフープの輪くぐりや、タイヤ乗りも披露する。

 動物たちの芸の練習を担当している飼育員の辻泰枝さんは「ヤギはバランス感覚がとても良いんです。中でも一番若いメイはとても優秀で、たくさんの芸ができますよ」と説明する。また、「現在本番に向けてみんなで練習をがんばっています。ぜひミニヤギと同じ親子3代のお客様にも見に来てもらえれば」と動物たちに笑顔を向ける。

 動物たちの曲芸ショーは5月3日から土曜、日曜、祝日の1日2回。雨天中止。入場は無料。緑のセンター072-752-7082。=情報提供・池田市

 (進藤郁美)

更新日時 2012/04/18


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