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節分を前に、市軸稲荷神社にお多福のくぐり門がお目見え

2月3日の節分際では大勢の参拝客が門をくぐる

 2月3日の節分を前に、お多福大神などをまつる市軸稲荷神社(豊中市刀根山2)に、その下をくぐると願い事がかなうとされる「お多福のくぐり門」が設置された。この門は、冬の風物詩として地元住民にも親しまれている。
 門は高さ約3メートル、幅約2メートルの板に、お多福様のふくよかな笑顔が描かれている。口の部分に約1.2メートル四方の観音開きの扉が設けられており、その左右に大根が15本ずつ束ねてつるされている。訪れた人は、この扉をくぐって境内に入り、名前や年齢などを書いた短冊を結んだかんざしを頭にさして願いを思い浮かべ「頭いた、頭いた、頭いた」と3回唱えながら、お多福像を参拝する。帰るときには門をくぐって外へ出て、門の前につるされた大根にかんざしを刺して奉納する。くぐり門は2月3日まで。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2012/01/30


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