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渋谷中学生が手作り帯で本を紹介

耕文堂書店の「渋谷中学校の生徒さんが作った帯つきブックフェア」コーナー

 池田市立渋谷中学校の生徒が手作りした帯付きの本が、池田市内の耕文堂書店に並んでいる。「手にとってみたくなるような」帯に仕上がっている。
 渋谷中は2010年から、校内で本の帯コンクールを始めた。昨秋、貼り出された優秀作品を見た耕文堂書店の担当者が、店頭での販売を提案したところ、学校側も快諾したという。
 手作りの帯がつけられているのは「ぼくらの七日間戦争」(宗田理著)、「キノの旅」(時雨沢恵一著)、「図書館戦争」(有川浩著)、「妖怪アパートの幽雅な日常」(香月日輪著)、「レインツリーの国」(有川浩著)、「黒魔女さんが通る!!」(石崎洋司著)の6種類。
 「黒魔女さんが通る!!」には、「クラスメートたちがひきおこす大騒動を魔法で解決しちゃうお話です!」と解説が付いている。「レインツリーの国」では「パソコン越しの想いは、やがて現実に」と物語の内容とともに、パソコンと紙飛行機の絵が添えられている。
 帯が選ばれた3年の藤原由季さんは「自分の好きな本の良さを、多くの人に知ってもらえればうれしい」と話す。帯付きの本は同書店ブランマルシェ店と石橋店で販売中。=情報提供・池田市(進藤郁美)

池田市立渋谷中学校

更新日時 2012/01/31


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