服部緑地ウォーキング 糖尿病には適度な運動を
豊中市東寺内町の千里山病院が10月19日、服部緑地で「院長と行くウォーキング&特別講義」を開催した。
千里山病院は糖尿病の初期段階に短期間インスリン注射を行い、疲労した膵(すい)臓を休ませ機能回復を計る強化インスリン療法に取り組むと同時に、気軽に、そして継続的にできる運動療法として、ウォーキングを推進している。
イベントではスタート前に、圖司(ずし)茂和院長による「糖尿病の肥満遺伝子検査」について講義が行われた後、歩く距離別に3チームに分かれて公園を歩いた。
圖司院長は「歩くことは人間の特徴であり基本。一緒に歩くことで、診療時とは違う話もでき、患者さんとの距離感が縮まった。これをきっかけに運動療法を継続してもらいたい」と話した。
千里山病院は2012年4月にも同じイベントを予定している。千里山病院06-6385-2395。(礒野健一)
更新日時 2011/11/30