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タカラヅカを彩った郷土芸能 池田文庫で開催

 池田市栄本町の池田文庫で「タカラヅカを彩った郷土芸能」展が開かれている。
 宝塚歌劇団ではかつて、日本の民俗芸能を題材にした演目シリーズがあり、昭和30~40年代にかけて全国を取材していた。既に消滅した芸能もあり、数万件にのぼる資料は学術的な価値も高くなっている。展覧会ではその一部を、歌劇の舞台写真とともに紹介している。
 学芸員の田畑きよ子さんは「郷土芸能を取り入れた演目では、トップスターが地元まで舞踊を習いに行ったり、かぶり物をしたりした。今では難しいことだが、世界に誇れる日本の文化だ」と話した。
 12月4日まで。10~17時、月曜休館(10月10日は開館し、翌日休館)。観覧料200円。(礒野健一)

池田文庫 宝塚歌劇

更新日時 2011/09/21


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