歌手・麻衣夢さん「豊中に帰ると安心する」
豊中市出身のシンガー・ソングライター、麻衣夢(まいむ)さんは、身長147センチの小柄な体から、元気いっぱいの歌声を届ける。今は東京を中心に活躍する麻衣夢さんに、豊中への思いや今後の活動について話を聞いた。
「子どものころに童謡や唱歌を習い始めて、豊中のコーラスグループのメンバーとしてアクア文化ホールでも歌いました」。その後、大阪音楽大学では声楽・ミュージカルを学び、学生時代にオーディションに通って、東京で音楽活動のチャンスを得た。自分の歌の特徴を「ストレートに伝わる歌詞」と挙げ、「私みたいな小さい女の子が東京に出て頑張ってるでーというところを見て、元気になってくれたらうれしい」と話す。
大学卒業までを過ごした豊中は、「帰ってきたら近所の人もみんな家族みたいで、安心する」という。子どものころからの思い出が詰まった岡町駅前の原田神社へは、帰る度にお参りを欠かさない。「そこで歌わせてもらったこともあります。商店街の夏祭りも行きましたね」
音楽活動だけにとどまらず、舞台出演も決まっている。また、パーソナリティーを務めるラジオ番組(FMやまと・毎週木曜午後10時~11時「麻衣夢のNatural wind」、すまいるエフエム・毎週水曜午後8時~8時半「麻衣夢のキラキラ輝きたい」)はインターネット放送で豊中でも聞くことができる。しかし、「もっともっと頑張って、大阪で仕事をする機会を増やしたいです」と語る。(礒野健一)
更新日時 2011/09/07