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児童劇団「キッズkocho」 19日に初公演

劇中には歌も多い。大きな声で熱唱する子どもたち

 阪急蛍池駅前のルシオーレホールで9月19日、子どもたちを中心とした劇団「キッズkocho」の旗揚げ公演「お月さまをさがして」が幕を開ける。大人顔負けの演技力と子どもらしい愛らしさで初公演に挑む。
 キッズkochoの発起人は、関西で活動している劇団「kocho」の代表者で、豊中市在住の桜さがみさん。舞台のけいこ中、団員の子どもたちが遊びで芝居をしていたのを見て、その達者な演技力に驚き、子ども中心の劇団を思いついた。演目はkochoの代表作品「月の雫(しずく)」を子ども用にリメークし、幅広い年齢層が楽しめるコミカルなファンタジーに仕上げた。キッズkochoは公演ごとに出演者を募集して、公演が終わると解散する方式をとっており、今後は誰でも応募することができる。
 主役の姉妹を演じる前田明都(みんと)さん(蛍池小4年)と竹味茉央(まお)さん(刀根山小4年)は「後ろの席のお客さんに届くほど大きな声で、その上で気持ちを込めるが難しい」と話しながらも「本番が楽しみ」と笑顔を見せた。
 午後3時開演。大人1000円、小中学生500円。(早川方子)

更新日時 2011/09/05


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