「石の道・いけだ」彫刻めぐり<5>山田幸作さん
阪急池田駅前広場に、山田幸作さんが1989年に作った「待ちわび石」がある。市が10年計画で進めた「石の道・いけだ彫刻シンポジウム」の初年度に作られた作品の1つ。
高さ2メートル45センチ、幅1メートル65センチ、奥行き70センチの大きな石は、真ん中が長方形にくり抜かれている。山田さんは「1つの空間から人と人とのであいを」とコメントしている。
山田さんは1986年に播磨新宮石彫シンポジウムで「太古のロマン」という作品を制作。こちらは兵庫県たつの市立新宮文化センターにある。
(進藤郁美)
更新日時 1970/01/01