高校生11人を乗せたボランティアバスが被災地へ向け発車
8月25日、豊中市と同市社会福祉協議会によるボランティアバスが、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町へ向けて出発した。バスにはボランティア活動を行う大阪府立桜塚高校の生徒11人や教職員のほか、豊中市と社会福祉協議会の職員など合わせて35人が乗車。片道約15時間のバス移動を経て8月26日、27日の2日間で、岩手県と宮城県の4市2町を訪問する予定。大槌町では、多くの生徒が被災した県立大槌高校を訪れ生徒手作りの寄せ書きや、メッセージ入りのうちわ約300本を贈呈するほか、被災した住宅の泥だしなどの活動を行う。参加する桜塚高校3年生の石澤菜穂さんは、「テレビや新聞で見ても現実のこととは思えず、何かしたいと思っていたけれど機会がなかった。ボランティア活動をするのが初めてなので、何ができるか分からないけれど、自分のできることをやりたい」と意気込みを語っていた。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/08/26