がんがらの大たいまつを展示 池田市役所ロビー
池田市の夏の火祭り「愛宕火(がんがら火)」で使用する大たいまつの展示が8月8日、池田市役所1階ロビーで始まった。24日まで。
愛宕火は家内安全、火難厄除けを願う祭事で、江戸時代初期に始まったとされる。毎年8月24日の夜に催され、2010年、大阪府無形民俗文化財に指定された。
祭り当日は五月山の南斜面に「大」、南西斜面に「大一」の文字火が浮かびあがり、長さ4メートル、重さ100キロの大たいまつが市内を繰り歩く。
大たいまつを製作する「池田五月山大一文字がんがら火保存会」の谷澤貞義会長は「がんがら火の行事は今年で367回目を迎える。会長を引き受けて初めての祭りだが、責任感と誇りを持って取り組みたい。また、今年は東日本大震災という大変な災害が起こり、一日も早い被災地の復興の願いも込めて、例年よりも一層の特別な思いで祭りに臨みたい」と思いを語った。
愛宕火は8月24日午後7時30分~10時。問い合わせは市観光・ふれあい課072-754-6245。情報提供=池田市
更新日時 2011/08/10