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豊中市立第十三中の生徒が豊中空襲の劇を上演

 豊中立第十三中学校で8月5日、平和登校が行われ、豊中空襲をテーマにしたオリジナルの平和劇「ほむら野の少女たち」が上演された。劇は豊中高等女学校(現在の大阪府立桜塚高校)の卒業生がつづった「ほむら野に立つ」(1975年初版)をもとにしたもので、生徒たちは米軍の爆撃により炎に包まれた麦畑「ほむら野」を逃げ惑う女学生などを演じた。劇に出演した辻真之介さん(中2)は「豊中でも空襲が起こり、多くの人が犠牲になったことを知りました。一人ひとりが戦争のことを知り、伝えていかなければいけない」と話していた。
  第十三中学校では平和学習を大切にしており、広島に原子爆弾が投下された8月6日前後を平和を考える登校の日としている。2005年からは、生徒会が中心となって平和劇に取り組んでいる。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2011/08/05


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