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シンガポールで呉服小が吹奏楽

エスプラネードホールでのリハーサル

 池田市立呉服小学校の吹奏楽クラブがシンガポール教育省に招待され7月7日、エスプラネードホールで演奏した。福本美恵子校長は「大きな拍手で、児童も乗っていた」と話す。
福本校長によると、シンガポールでは、75~80%の小学校が吹奏楽をしている。レベルをあげるために、国立音学大学の教授が年に2回、指導に行っている。呉服小学校の吹奏楽クラブは関西ブラスバンド・フェスティバルで金賞、銀賞を受賞した実績があり、その教授の推薦で、シンガポールでの演奏が決まった。シンガポールの6校が演奏し、外国からは呉服小学校だけが参加した。
演奏したのは「サーカスファンタジー」、「サウンド・オブ・ミュージック・メロディー」、天神祭を題材にした「船渡御絵巻」の3曲。福本校長は「海外演奏は初めてだが、宝塚大劇場での演奏経験もあり、子どもたちは落ち着いていた。向こうの人は熱狂的で、大きな拍手があり、みんな喜んでいた」と振り返る。
シンガポール滞在中、小学校2校との交流もあった。ガンゼンセン小学校では、両校の児童が共同で「交流の木」の絵を2枚描き、それぞれの学校で保管している。秋には、ガンゼンセン小学校の児童が呉服小学校を訪れる予定だ。(演奏写真はリハーサル風景)
(梶川伸)

池田市立呉服小学校 吹奏楽クラブ

更新日時 2010/07/27


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