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米国から教員が上野小学校を訪問、授業を視察

 豊中市立上野小学校(上野東2)に6月24日、米国の教職員16人が訪れた。ユネスコ・アジア文化センターが2009年から実施しているESD(持続可能な開発のための教育)日米教員交流プログラムの一環で、世界各国の加盟校と交流し国際教育を進める「ユネスコ・スクール」に認定されている上野小学校での授業の見学や給食体験、教職員との交流会などが行われた。ペンシルバニア州で美術を教えているマイケル・ミラーさん(43)は、「給食や掃除の時間に、児童全員が協力して準備をしているのが、アメリカの学校では見られない光景でとても印象的でした。こういった教育が一体感を強くさせるのでしょう」と話していた。

 訪問団は上野小学校の概要やESDの取組みについて説明を受けた後、各教室に移動して授業を見学。1年生の生活科の授業では、日本の伝統行事である七夕について児童と一緒に説明を聞いた後、折り紙で作った短冊に願いを書き、ササの葉に飾りつけた。この他にも、児童との給食体験や、清掃活動体験、教諭との交流会なども行われ、午後2時15分に終了した。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2011/06/24


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