８３．７ＭＨｚ ＦＭ千里の声⑤ 東哲平さん
東哲平さん
◆「東哲平のＭＯＮＯ Music Count Down」担当（日曜日１４時～１６時）
子どものころから、年の離れた兄のコレクションだったレコードを聴いて育った。中学生になるとビジュアル系バンドにあこがれ、高校ではアルバイト代を貯めてLUNA SEAのSUGIZOモデルのギターを買った。「うれしかったですねぇ。でも、持ってみたらネック太くて意外と使いづらいなって（笑）。格好から入っちゃダメだと勉強しました」
バンドとしてプロデビューするのが夢だったが、かなわないまま普通に就職。しかし、仕事帰りにふとラジオから聞こえた曲に「俺は何しとるんや」と感じ、再び音楽の道へ進む。そのバンドは解散したが、「ラジオの仕事をしてみないか」と誘われ、今に至る。
「ラジオでは１つのことを話すにも、たくさんの情報がいる。普段の会話なら『わからへんわ』と流せるけど、リスナーからの質問はそういうわけにいかない。どうトークを組み立てていくか考えるのが楽しい」と面白さを語る。
情報集めの取材には多くの時間を割く。「もらった情報を垂れ流すだけなら僕でなくてもいい。自分で歩いた風景、見た印象をリスナーに伝えたい」とはにかむ。
東哲平らしさは何かという問いには「マニアックさ」と笑う。「アニメや漫画に関してマニアックなんですよ。例えば『ジョジョの奇妙な冒険』という作品がありますが、ファンの芸能人には誰がいるとか、その作者がジャケットを描き下ろしたアーティストが誰かなんて話をすると、音楽と漫画、双方のファンが興味を持ってくれる」
オフの日は好きなアニメを見ながらアテレコをして過ごすこともあるという。
「声優の仕事もあるので、勉強という意味もあります。オカンには『怖いからやめて』と言われるけど（笑）」（礒野健一）
コミュニティＦＭ千里木曜日午前１１時からの番組でマチゴト豊中・池田の記事を紹介する「まるごと・マチゴト」も放送
更新日時 2011/06/23
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