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水原哲二さん 歴史も思いも考えたリフォーム

仕事仲間の大工さんからもらった大きな鉋(かんな)を前に話をする水原さん

 住まいのリフォームを手がけて26年。グランマ(豊中市)の水原哲二社長が一番大切にするのは、その家が歩んできた歴史や、住んできた家族の思いだ。同時に、リフォームから新しく始まるライフスタイルもしっかりと考える。

 「子どもが独立した50~60代の方からの依頼が多いですね。初めての時は相場がわからず警戒もされるので、『この予算でできる範囲で』と言われるのですが、じっくり話をしていくことで、本当にやりたいリフォームが見えてきます」

 家族構成から趣味までを理解した上で提案するプランが好評なことは、受注のリピート率が70%という数字が示している。

 水原さんの趣味は山歩きと古い街並みの散策だ。顧客に送る自作のミニコミ紙では、探訪記も連載している。最近は兵庫県三木市を訪れた。鍛冶屋の街でもある三木市は、建築業者との関係も深い。

 「昔の大工さんが創意工夫して建てたものは面白い。作り手の顔が見える」
グランマの手がける仕事もそうありたいと話す。「リフォームは新築以上に経験と技術が必要になる。その点、うちの職人さんは自信を持って紹介できます」

 水原さんの優しい微笑みには、仲間への信頼がにじみ出ていた。(礒野健一)

【株式会社グランマ】豊中市東豊中町5丁目23-8▽06-6846-2281▽日・祝休

グランマ

更新日時 2011/06/23


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