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超激辛の救急車カレー 完食者は5人 おかわりする強者も

2杯目の救急車カレーを食べる田口了麻さん(右)

 豊中市待兼山町のインド料理店「MORE」で12日、ギネスブックに世界一辛いと認定されたブート・ジョロキアを使った超激辛カレー「救急車カレー」の試食会が行われた。

 「食べたら救急車を呼ばなければならないかも」という辛さから命名されたカレーは、小皿にルーだけが盛られたミニサイズだが、一口食べただけでギブアップする人が続出。約200人の挑戦者のうち、完食できたのは5人だけだった。

 完食者のうち、ただ1人おかわりをして2杯を食べきった大阪大学大学院文学研究科の田口了麻さん(24)は、「ブート・ジョロキアは酸味が強く、また甘みもあるだけに辛さが引き立つ」と、汗だくになりながらも味を冷静に分析。激辛メニューを食べるコツとして「空きっ腹ではダメ。また、食べ始めたら水は飲まない方がいい」と話した。一緒に来ていた友人は田口さんのおかわりについて、「すごいと言うより、正直引きました」と呆れ顔だった。

 「救急車カレー」にちなんで医者の扮装をしていた「MORE」のオーナーのチャールズ・ロジャースさんは、「まさかおかわりをする人が出るとは思わなかった。彼は伝説を作ったね」と驚きの表情で祝福していた。(礒野健一)

MORE 救急車カレー

更新日時 2011/06/12


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