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豊中の「おかっぴき隊」 青い光で通学路パトロール

蛍光色のベストを身につけ、子どもたちを誘導する船岡さん(右から3人目)。後方にあるのが青色パトロール=豊中市新千里2で撮影

 子どもの登下校時間に、豊中署管内の通学路を巡回する青い光がある。光の主は「豊中青色パトロールおかっぴき隊」。車に回転青色灯をつけ、十手を持った男の子のイラストステッカーを張り、学校周辺を中心にパトロールをしている。

 おかっぴき隊は2005年に発足した自警団で、隊員は576人(2011年4月現在)。平均年齢は60歳半ば。女性もいる。豊中防犯協議会で犯罪・事故を目撃した場合の対処法などについて講習を受け、地域ボランティアとして2人1組で巡回する。

 自警団といっても、不審者などを追及したり捕まえたりはしない。それよりも、通学路に立って子どもたちに声をかけることなどで、自然に防犯意識を高めるのが狙いだ。

 おかっぴき隊発足当初から参加してきた船岡文男さん(81)は、「地域の安全は地域で守らないと。女性や子どもが安心できる町にしたい」と力強い。

 船岡さんの担当エリアにある豊中市立北丘小学校は、毎月の学校行事表を隊員に渡すなどして密接に連係している。中村秀美校長は「近所の方が見守ってくれるのは何よりも心強い」と話す。子どもたちにとっても「青パトのおっちゃんたち」は親しい存在で、3年生の河野久遠(くおん)君は「あいさつしてくれるたびに元気になる」と笑顔を見せる。

 豊中警察署は「犯罪防止に関しては警察だけでは限界がある。子どもたちとのふれあいの中での警戒は、警察にとっても心強い限り」と、おかっぴき隊の活動に期待している(早川方子)

更新日時 2011/06/03


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