震災チャリティー 義援金117万円
池田市民文化会館アゼリアホールで5月7日、東日本大震災の復興を支援するため、若手指揮者の髙谷光信さんと永峰大輔さんが関西の学生音楽家らとチャリティーコンサートを開催した。
髙谷さん、永峰さんの呼びかけに、関西14の大学・大学院の学生有志90人以上が賛同して楽団を編成。また、3月に行われた東京混声合唱団池田公演で共演した市民合唱団「音楽の翼合唱団」と、池田ジュニア合唱団も参加し、プログラムの最後は総勢250人以上がステージに上がり、唱歌メドレー「ふるさとの四季」を演奏した。
学生の運営メンバーで広報を担当した柴本友寛さん(関西大学3回生)は「今回の震災に対し学生も何かしたいという気持ちは強かったが、個人単位ではできることも限られていた。そんな中でチャリティーコンサートの話は、いいきっかけとなった。出身大学がバラバラで、まとめるのは大変だったが、少ない練習ながら成果をあげ、本番は素晴らしい演奏を見せることが出来た。今後も機会があれば活動をしていきたい」と話した。
コンサートチケットの売り上げ全額と、会場で集められた募金30万9375円に、出演者からの協力金から開催経費を除いた額を合計した117万4197円が、義援金として池田市を通じ日本赤十字社に送られた。(礒野健一)
更新日時 2011/05/25