被災地取材した新聞記者が「原発報道に隠された被災地~東日本大震災の今」 18日に豊中人権まちづくりセンターで
豊中人権まちづくりセンター(豊中市岡町北3丁目)で5月18日、「新聞うずみ火」の編集長・矢野宏さんを講師に迎え「原発報道に隠された被災地~東日本大震災の今」が開催される。矢野さんは、3月20日と5月7日から9日までの4日間、福島県いわき市を取材。福島県では福島第一原発の事故が大きく報道される中、津波被害が甚大であったことや風評被害の実態など報道機関で取り上げられない情報を、現地取材した記者ならではの視点で伝える。
矢野さんは「大手マスメディアが引き上げた被災地では、世間の関心や支援から取り残されるのではと感じている人が多い。地震、津波、原発事故に加え風評被害の4重苦に苦しむ福島県の実情を知り、復興支援に何が必要かを考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼びかけている。時間は午後77時から午後9時まで。入場無料。申し込みは当日会場で。問い合わせは、とよなか人権文化まちづくり協会06-6841-5300=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/05/16