豊中市が災害時の安否確認実証実験中
豊中市は株式会社ウェザーニューズ(千葉市)と協働で「避難に支援が必要な市民の安否確認に関する実証実験」を行っている。2022年2月まで。
市は柔軟な発想・優れた技術力を持つ民間事業者等と協働して、地域課題の解決をめざすプロジェクト「Urban Innovation TOYONAKA(アーバンイノベーション豊中)」展開し、2021年度は5つのプロジェクトを採択。その第5弾として、2021年10月から安否確認の実験をしている。
市は災害時に支援が必要な市民(避難行動要支援者)の安否確認を、地域のボランティアの協力で実施している。今回の実証実験では、関係者と市がリアルタイムで情報連携する支援ツールを開発し、試行検証を行った。支援ツールは、LINE とチャットボットにより安否確認に関する情報などを効率的に共有するもので、今年度は開発の初期段階として庄内南校区で意見交換やなどを行った。
今年度の実証実験で得られた結果を踏まえ、災害発生時の情報連携に関する課題を洗い出し、迅速な災害対応体制の構築をめざす。
=情報提供・豊中市 2022.02.20
更新日時 2022/02/20