豊中市長が大阪府庁を訪れ、中核市指定について同意を申入れ
浅利敬一郎・豊中市長が4月18日、大阪府庁を訪れ、橋下徹・大阪府知事に対して中核市指定の同意を求める申入れを行った。浅利市長は「中核市への移行により、市民に身近な基礎自治体として、福祉、教育などあらゆる面で一層の市民サービスの向上を図りたい」と、同意申入書を橋下知事に渡した。
中核市とは、人口30万人以上で一定の事務処理能力を持つ都市に、都道府県のさまざまな権限を移すもので、政令による指定が必要となる。政令指定都市に次ぐ事務権限を持ち、府内では現在、高槻市と東大阪市が中核市の指定を受けており、豊中市は府内で3番目となる移行をめざしている。
橋下知事は「ぜひ、豊中市にリーダーシップを発揮してもらい、府内自治体のモデルとなってほしい」と答えた。豊中市は、2012年4月の中核市移行に向けた準備を進めており、府の同意を得た後、総務大臣に中核市指定の申出を行う。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/04/18