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豊中市が内部統制を導入

 豊中市は2021年度、地方自治法第150条第2項に基づく内部統制を導入する。
 内部統制では、住⺠の福祉の増進を図るために定めた組織目標の達成を阻害する要因をリスクとして識別・評価し、対応策を講じることで事務の適正な執行を確保する。これにより、安定的、持続的、効率的かつ効果的な行政サービスの提供につなげる。
 2021年1月に市⻑を最⾼責任者とする内部統制推進本部会議を設置。3月1日に豊中市内部統制基本方針を策定した。対象事務は地方自治法に規定された財務に関する事務などをはじめ、全庁共通リスクとして契約事務や公金管理事務など34項目。
 豊中市は中核市で、法律上は導入は努力義務だが、市⺠から信頼される市役所であるたに主体的に導入するもので、府内の中核市や北摂では初めてとなる。⻑内繁樹市⻑は、「内部統制導入で、業務のミスを低減させるとともに、日常業務を見直して無駄を省き、業務の有効性と効率性を確保し、市⺠サービスを向上させたい。」とコメントしている。
=情報提供・豊中市 2021.03.05

更新日時 2021/03/05