豊中市の新型コロナウイルス緊急対策第3弾
豊中市の新型コロナウイルス緊急対策第3弾が、市議会6月定例会で可決、成立した。総事業費は約28億円。
◆主な緊急対策◆
1.地域サポート応援事業 【8,005 千円】
地域密着型のコロナ対策事業に取り組む事業者・市民団体・NPO 法人に活動支援金を支給
市独自の寄附ポータルサイトによるクラウドファンディングも活用
◎活動の例:孤立化している外国人への支援、新たなこどもの居場所作りなどの活動
◎1 件あたり 30 万円(上限)
2.オンライン面会支援事業 【380 千円】
面会が制限されている介護施設・病院等において、入所(入院)している人と家族等とでオンライン面会が可
能となるよう、施設にタブレット端末の貸し出しを行う
◎希望する施設に無料で貸し出し
3.地域の人々を元気にする芸術作品等制作への助成 【4,000 千円】
市内在住のアーティスト、クリエイターなどを対象に、市民や地域を元気づける芸術作品等の制作への助成を行う
◎個人 10 万円×10 人=100 万円
◎団体 20 万円×15 団体=300 万円
4.新しい生活様式に対応する事業者への売上アップ応援事業 【60,427 千円】
新しい生活様式に対応した商品・サービスなどで販路開拓・売上アップに取り組む事業者グループを支援するため、関連経費を助成
◎30 万円×200 グループ=6 千万円
5.継続的な福祉サービス提供のための新たな市・事業者間連携促進事業 【5,000 千円】
感染症拡大時においても継続的な提供が求められる介護・障害福祉サービスに関し、市および事業所間の
連携を強化するための相互間協力のしくみづくりを行う
◎感染症防止の徹底、衛生用品の備蓄
◎タブレット端末等貸与
6.継続的な福祉サービスを提供する事業所職員のための特別給付金 【117,900 千円】
新型コロナウィルス感染症の影響が長期化するなか、継続的なサービス提供を行う高齢者・障害者サービス事
業所および障害児通所支援事業所で従事する職員を支援。事業所を通じて職員へ特別給付金を支給
◎常勤換算で一人当たり概ね 1 万円を目安
7.新しい生活様式のための地域福祉活動補助金 【10,627 千円】
対面での見守りや交流会などを主としてきた地域福祉活動を、ウイルスとの共存を図りながら新しい生活様式に適応したものとしていくための活動支援
◎タブレット端末等の整備×39 拠点分
◎マスク、手袋、消毒液等の衛生用品の提供
8.子育て世帯のストレスとの向き合い方講座 【700 千円】
テレワークの浸透などの一方、子育て世帯にとって高まるストレスとの向き合い方を学ぶ Web 講座を実施
◎アンガーマネジメント講座 ◎子育て親育ち講座(前向き子育てプログラムトリプル P)
9.こころのケア相談事業の拡充 【10,433 千円】
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するに伴い、市民の不安やストレスも増大していることから、こころの
ケア相談の体制を強化するため、専門相談員の配置と専用相談ダイヤルの設置を行う
◎精神保健福祉士等 2 名を配置
10.学び方改革に向けた児童生徒 1 人 1 台のタブレット環境整備 【1,620,513 千円】
学び方改革に向け、家庭や校外での学習も併せた個別最適化教育を進めるため、児童生徒 1 人 1 台のタブレット端末を整備。同時に、障害のある児童生徒が端末を使うことができるよう点字ディスプレイ(入出力支援装置)の整備を行う
◎タブレット端末×約 32,400 台(うち補正対応 26,600 台)
11.低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金 (国制度) 【360,681 千円】
児童扶養手当受給世帯等に対して、新型コロナウイルス感染症の影響による子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うため、臨時特別給付金を支給する
◎1 世帯当たり 5 万円(第2子以降 1 人あたり3万円加算)等
12.新型コロナウイルス感染症検査体制の充実 【14,205 千円】
新型コロナウイルス感染症検査設備や物品を調達し、体制の整備を図るほか、PCR 検査に係る体制の充実を図る
13.不安を抱える妊婦への分娩前の検査(国制度) 【70,284 千円】
妊婦の不安を解消するため、本人が希望する場合に、分娩前に PCR 等のウイルス検査を受けられるようにするもの
=情報提供・豊中市 2020.06.22
更新日時 2020/06/22