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フェイスシールドを2社が豊中市に寄贈

フェイスシールドのキットの寄贈

 豊中市のMGCフィルシート株式会社(岩切常昭社長)と、「インテリア ミカ」(西野和彦代表)は豊中市に、医療・保健従事者が感染防護のため使用するフェイスシールドを寄贈した。
 MGCフィルシートは、スマートフォンやゲーム機のディスプレイ保護シート等の製造業者。新型コロナウイルスの感染拡大が続くので、従業員が試行錯誤して製作した試作品をもとに、日常の製品製造と並行して従業員が手作りで作成した。フェイスシールドキット(組み立て式)3000セットを寄贈。
 インテリア ミカは、カーテンやブラインドなどのインテリア用品の販売業者。医療現場でフェイスシールドが不足しているという報道をうけて、異業種ではあるが作成方法などを調べて、一般的に入手できる材料を購入し自作した。フェイスシールドキット(組み立て式)300セットを寄贈。
 組み立て式キットは、こども園の保育教諭など市の職員が業務の合間などを活用して組み立てる。完成品は市立豊中病院や保健所など新型コロナウイルス感染症対策の最前線で使用する予定。
 寄贈を受けた長内繁樹市長は「現場で新型コロナウイルスと戦っている職員も、地域医療を支えたいという寄贈者のお気持ちに強く勇気づけられます。みなさんのご厚意に心から感謝します。」と感謝の気持ちを述べた。
=情報提供・豊中市2020.04.25

更新日時 2020/04/25