豊中まつりプレ 募金22万円
豊中市の千里中央駅北広場で3月19日、豊中まつり千里プレイベントが行われた。東日本大震災で亡くなった人へ黙祷を捧げた後、芳村幸司・豊中まつり実行委員長が「開催について議論もあったが、阪神大震災を経験した豊中市民の思いを集め、『発信するスタートの場』として開催を決めました」とあいさつ。出演したアーティストたちも、震災被災者へのメッセージを込めたライブを行い、被災者への募金を訴えた。
本紙が行った浅利敬一郎・豊中市長と梶川伸編集長による「男の料理ガチンコ対談」でも、市長が岩手県へ救援活動に向かった豊中市消防隊の話を報告。JA桜井谷の朝市から提供された新鮮な野菜を前に、互いの料理へのこだわりや、食の大切さを語り合った。
会場で集められた義援金は22万5810円にのぼり、豊中市を通じて日本赤十字社に送られる。(礒野健一)
更新日時 2011/03/28