東日本大震災:池田市の旧市営住宅20戸、被災者へ提供
池田市は22日、第3回災害支援本部会議を開き、取り壊し予定だった旧市営花園住宅(井口堂2)2号棟の約20戸を補修し、東日本大震災の被災者へ提供することを決めた。地域コミュニティの大切さを考慮して、町内会や隣近所のまとまった申し込み(5世帯以上)を原則としている。
入居が決定しても補修の関係ですぐに住めない場合は、池田市にある温泉旅館「不死王閣」(伏尾町)が被災者を一時的に受け入れる。温泉につかりながら避難生活の疲れを癒し、新しい生活をスタートさせてほしいと、不死王閣が協力を申し出た。
またこの日、(株)ゼニライトブイ(豊島南2)から3000万円、池田市茶華道連盟(織田重雄会長)から50万円の義援金寄付があり、日本赤十字社等を通じ被災地に届ける。
問い合わせは池田市災害支援本部(072-754-6263)。 =情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2011/03/23