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豊中市が雑がみ回収袋を作成、環境問題のイベントなどで配布

雑がみ回収袋

 雑がみを再生資源として分別してもらうきっかけくりのため、豊中市はた「雑がみ回収袋」を作った。環境関連のイベントや出前講座でも回収袋を配布し、市民に雑がみのリサイクルへの取り組みを呼び掛ける。
 雑がみは新聞、雑誌、段ボール、紙パックのいずれにも該当しない紙箱、包装紙、チラシ、トイレットペーパーの芯などの雑多な紙類のこと。種類や大きさがさまざまで禁忌品(リサイクルに適さない異物のこと)も多く、可燃ごみとして捨ててしまいがちだが、分別することでリサイクルでき、ごみの減量につながる。
 配布する回収袋は、幅と高さが32センチ、奥行きが11センチの破れにくい紙製。雑がみを入れて保管できるほか、回収袋自体も再利用でき、前面には雑がみの種類や禁忌品を分かりやすく記載している。
 市は2月28日に豊中市立eMIRAIE環境交流センタでー開催する集団回収登録団体との意見交換を開き、参加する約30の団体のメンバー約40人に配布する。
 集団回収登録団体は市の登録を受け、各家庭から出る新聞や段ボールなどの再生資源を自主的に集めるリサイクル活動「集団回収」を行う団体。市内の自治会、子ども会、老人会、PTA、管理組合のほか、おおむね6世帯以上の地域住民で構成される営利を目的としない各種団体またはグループであれば登録できる。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2019.02.27



更新日時 2019/02/27