国体優勝の履正社高校野球部のメンバーが豊中市役所に報告
10月2日(日)~5日(水)に岩手県盛岡市などで開催された第71回国民体育大会
(主催=公益財団法人日本体育協会、文部科学省、岩手県)高等学校野球競技硬
式の部に出場し、優勝した私立履正社高校(長興寺南4丁目、小森重喜校長、1,
257人)の四川雄翔さん(3年、18歳)、寺島成輝さん(3年、18歳)、北野秀さ
ん(3年、18歳)らが31日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に喜びの報
告を行った。
主将の四川さんは「チームで話し合いながら対戦相手のピッチャーの対策などを
考え、試合に臨んだ。普段どおりのプレーができてよかった」と喜びを語った。
同体育大会には、第98回全国高等学校野球選手権大会(主催=公益財団法人日本
高等学校野球連盟、朝日新聞社)準々決勝に進出したチームや開催権代表チーム
など12校が選出される。同校は同選手権大会でベスト16だったが、準々決勝に進
出したチームの関係ブロック外から選ばれて出場が決定。国民体育大会への出場
は17年ぶり2回目の出場。
同部は大正11年(1922年)に創部され、現在の部員数は1年生16人、2年生17人、3
年生18人の計51人。平日は約3時間30分、土曜・日曜日などは約7~12時間の練習
を行っている。夏の同選手権大会以降、守備練習などを中心に行ってきた。同体
育大会では、1回戦で盛岡大学付属高校(岩手県)を10対6、準々決勝で木更津総
合高等学校(千葉県)を8対1、準決勝で鳴門高等学校(徳島県)を6対3、決勝
で広島新庄高等学校(広島県)を14対6で下し、優勝した。
この日午後3時30分に、硬式野球部員3人が岡田龍生監督、小森校長、柏原浩人事
務長らとともに同市役所を訪問。淺利市長は「優勝おめでとうございます。プロ
野球や大学野球、春の選抜大会など、今後の活躍も期待しています」とお祝いを
伝えた。岡田監督は「現在も近畿高校野球秋季大会の途中。冬の間により一層の
練習を行い、春の高校野球の出場に向けて力を付けたい」と抱負を語った。
豊中市取材メモ 10月31日
写真1:持参した賞状を見ながら、試合の様子や今後の展望などについて話す岡
田監督ら(右)と淺利市長(左)
写真2・3:左から岡田監督、淺利市長、四川さん、寺島さん、北野さん
更新日時 2016/11/01