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夏休みの子どもたちが豊中市職員の仕事を取材して新 聞を作成

地域福祉課の職員にインタビューする子どもたち

 豊中市役所で1日、夏休み中の子どもたちが職員の仕事を取材して新聞を作成するワークショップ「市役所のお仕事インタビュー!」が行われた。
 小学3年生~6年生までの10人が参加した。取材テーマは「子ども支援のお仕事」。子どもたちは保育士や社会福祉士、臨床心理士などの職員に仕事内容についてインタビューをしたり、職場を見学したりして記事を書き、新聞にまとめて発表。参加した山本朝葉さん(11歳)は「市役所の中に はたくさん仕事があることが分かって勉強になった」と話していた。
 豊中市は2013年に「豊中市子ども健やか育み条例」を制定し、子どもの社会参加をめざしていることから、進学や就職など将来について考えるきっかけとなる場にしてもらおうと企画した。
 子どもたちは子育ち・子育て支援施策についてこども政策課職員から話を聞いた後、まず地域福祉課の職員を取材。「なぜ市役所の仕事に就いたのか」「大変だったことは」などインタビューしたり、公園や学校の多目的トイレの設置事情について質問したりした。その後は庁舎内を回りながら健康増進課や子育て支援センターほっぺなど子育て関係の部署を見学。普段の仕事内容について尋ねたり、保育士に「子どものどんなところが好きですか」といった質問をしたりするなど真剣な表情で取材を行っていた。
取材を終えると2つの班に分かれてこども政策課の職員らと一緒にどんな新聞を作りたいか話し合いながら、取材内容をまとめた新聞を作成した。最後に完成した新聞を見せながら班ごとに発表。「福祉とは、皆が幸せに過ごせるように周りの環境を整えること」「こども相談課の人は親にも言えないような相談も聞いてくれる」など子どもならではの視点でまとめられており、こども未来部の山羽宏和次長は「市役所の仕事を勉強し、自分なりの意見をしっかりとまとめることができました」と講評した。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.08.02

更新日時 2016/08/02


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