池田・こいし歯科で手水寄席
田舎の宿屋に泊まった客が、歯磨きをする水おけを用意するよう「手水(ちょうず)を回せ」と言ったものの、その言葉を知らない宿屋の主人たちが勘違いをするという落語「手水回し」。それに由来する「手水寄席」が、池田市栄本町のこいし歯科で開かれている。
社会人落語家の高座に続いて、小石剛院長が恋歯家歯つ恋(こいしやはつこい)の名で、歯や口の健康、予防歯科の大切さを楽しく解説する。小石さんは「笑いは健康の源。医者の話だけでは固くなるが、落語と一緒だとお客さんも楽しめる」と話し、「3月の寄席では私も高座に上がってみたい」と意欲をみせた。
手水寄席は2カ月に1度開催。次回は1月9日。正午と午後3時の2回公演。入場無料。(礒野健一)
更新日時 2010/12/02