柿渋染め和紙のバッグや小物入れ 石橋で吉田晴美さん個展開催中
池田市在住の和紙アーティスト、吉田晴美さんの個展「HALMUN展~柿渋染め和紙のしごと~」がギャラリー173(池田市石橋1)で28日まで開かれている。
和紙を柿渋で染めて縫い上げたバッグや筆入れ、小物入れなどは、落ち着いた色合いと独特の肌触りが特徴。紙ではあるものの丈夫な作りとなっており、革製品と違って水洗いすることもできる。
「昔は家の庭に1本柿の木を植えて、柿渋を普段の生活に使っていたが、最近は柿渋そのものを知らない人も多い。その良さを少しでも伝えていけたら」と吉田さん。
ギャラリーには柿渋染めの作品のほか、和紙で作った行灯(あんどん)や、草木染めのスカーフなども並ぶ。正午~18時まで(最終日は17時まで)。(礒野健一)
更新日時 2010/11/26