池田市アスリート会議開催
池田市は5月2日、市上下水道庁舎(大和町1-10)で、池田市アスリート会議を開催し、池田市ゆかりのアスリートがスポーツの振興などについて意見を交わした。
市はは6月に「(仮称)池田市スポーツ振興条例案」を上程する。会議は条例案に池田市ゆかりのスポーツ選手の意見を反映させようと企画された。北川博敏さん(プロ野球コーチ)、山口智さん(元プロサッカー選手)、中西悠子さん(元競泳選手)など11人が出席。市立池田小学校6年生の児童約70人と市内スポーツ関係者ら約50人が会議の様子を見学した。
会議は、座談会形式で行われた。「スポーツを始めたきっかけ」や「理想の指導者像」、「スポーツを広げていくうえでの市への提案」などテーマごとに、出席者は自身の体験談を交えながら考えを述べていった。
アテネオリンピック競泳で銅メダルを獲得した中西悠子さんは「水泳の指導でも先生ごとに教え方が違う。これからは指導者の指導も必要だと思う。スポーツを身近に感じてもらうために、子どもたちが1日スポーツを楽しむことができる日を作って欲しい」と発言。
倉田薫市長は、「民間のスポーツ団体と協力してスポーツを楽しむイベントの企画や子どもたちがさまざまな種目のスポーツに触れることができる環境を整備していきたい」と話した。
会議は池田市アスリート宣言をキックボクサーの皇治さん(本名=田中宏治)が読み上げて閉会した。
情報提供=池田市(梶川伸)2016.05.04
更新日時 2016/05/04