とよなか「夢」フェスタ 民生・児童委員の活動もっと知って
豊中市曽根東町のアクア文化ホールで30日、とよなか「夢」フェスタが開催された。このイベントは、国に代わって市民からの社会福祉に関する相談を受け支援を行う民生委員・児童委員の活動を広く知ってもらおうと、豊中市民生・児童委員協議会連合会がが主催しているもので、今回で3回目となる。
日本トップクラスの実力を持つ、早稲田摂陵高校(大阪府茨木市宿久庄7)ウインドバンドの演奏から始まったステージは、民生・児童委員が普段どのような活動をしているかを紹介するVTRの上映、ゆたか保育園(豊中市中桜塚2)園児による和太鼓演舞、ボランティア楽団アンサンブル「こきりこ」の朗読と演奏、禮子マカノエ江崎のフラダンス、チアリーディング日本一に輝いた梅花レイダースの華麗な演技と続いた。立ち見が出るほど多くの観客を集めた会場では、それぞれの演奏や演技に大きな拍手が贈られた。
豊中市民生児童委員の中原典子さんは、「委員を構成する年代の中心は60代。このイベントで民生・児童委員の活動を若い方にも知ってもらい、一緒にやってくれる人が出てくれれば」と期待をにじませた。また、最近あったこととして振り込め詐欺を未然に防いだ事例を挙げ、「それが出来たのは、普段からのコミュニケーションと信頼関係があったから」と話した。(礒野健一)
更新日時 2010/10/30