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震災の記憶と交流のシンボルとして豊中市で桜を植樹

野田中央公園で桜を植樹

 今年で20年を迎えた阪神大震災の犠牲者への追悼とともに、震災の記憶を風化させず、防災・減災につなげるため、豊中市は3月10日、野田中央公園(野田町)で桜の木の植樹をした。11日に発災から4年を迎える東日本大震災の被災地に対し、支援と交流を今後も継続していくシンボルとしても企画された。
 阪神大震災での豊中市の被害は、死者11人、重軽傷者24962人・全半壊家屋1万5781世帯で、大阪府内最大の被害だった。市内でも特に被害が大きかった市南部に位置する野田中央公園は、マンホールトイレやかまどベンチなど防災機能を備える広域避難場所として2013年にオープンした。
 また、市は2013年に東日本大震災の被災地の岩手県大槌町と陸前高田市に桜を贈る「とよなかサクラプロジェクト」を実施した。今回の植樹は、復興に向けて頑張る希望の象徴とし、継続的な支援と交流を続けるあかしとして企画した。
植樹式には、野田校区自主防災会や野田校区女性防火クラブなど約80人が出席。淺利敬一郎・豊中市長と野田校区自主防災会会長の中野豊さんが苗木を植樹した。植樹した桜は2本。阪神大震災から20年という節目と、阪神と東日本の2つの震災を表している。
 淺利市長は「東日本大震災の被災地への支援と交流のシンボルとして、地域の皆さんと桜の木を育て、防災意識を高めてほしい」と話した。中野さんは「震災を風化させないことが大切。植樹により、地域コミュニティの醸成や防災意識が高まってほしい」と語った。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.03.11

野田校区自主防災会 野田校区女性防火クラブ

更新日時 2015/03/11


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