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新御堂筋地震を想定した帰宅訓練で

地震を想定した帰宅訓練

 上町断層帯を震源とする地震で北大阪急行が運休したと想定し、徒歩で帰宅する訓練が9月5日、新大阪駅から千里中央駅間の新御堂筋沿線で行われた。参加者は新大阪、江坂、緑地公園、桃山台、千里中央駅など駅近くに設けられた受け付け地点5か所からスタートし、ゴールを目指した。
 訓練は、地域の自治組織である新千里南町地域安全・防災センターが自主的な活動として2012年に開始し、今年で3回目。参加者らは午後6時以降にスタート地点で受け付けを済ませ、道路沿いに設置されているソーラー付きLED照明灯などを頼りに、ゴール地点に向けて歩いた。ゴールでは、アルファ米や備蓄水などが渡された。参加者の中にはスーツや革靴を着用した仕事帰りのサラリーマンの姿も見られた。
 仕事を終えてから訓練に参加した池永識光さん(上新田)は「今回初めて参加しましたが、LED照明灯のおかげで歩きやすかった」と話していた。
 豊中市危機管理室は「北大阪急行電鉄を利用して市外に通勤、通学している人は震災などで運休した際には、職場や学校で安全を確保してから、帰宅者支援ルートにもなっている新御堂筋沿線を利用して帰宅してほしい」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.09.05

新御堂筋

更新日時 2014/09/05


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