豊中・箕輪小学校で出張航空教室
豊中市立箕輪小学校(箕輪1、池滝弘行校長、362人)で4日、全日空大阪空港支店のパイロットや整備士などを講師に招き、6年生57人を対象にして、出張航空教室が開かれた。
豊中市がキャリア教育の一環として実施しているもので、今回が2回目の開催。この日は、スタッフの紹介の後、パイロット、グランドスタッフ、機体整備、グランドハンドリング(地上業務)の4つのグループに分かれて、それぞれの仕事の説明が行われた。パイロットのブースでは1日の流れや業務内容を動画やクイズを交えて紹介。また、グランドスタッフのグループでは、スカーフの着用は義務だが巻き方は自由であることや、狭い通路でも通行できるように工夫された車椅子が紹介された。
グランドハンドリングのグループでは、マーシャリングと呼ばれる機体誘導の仕事を、実際のパドルやヘルメット、安全靴を着用し、動画にあわせて体験。スタッフの指導を受けながらパドルを動かし、無事に誘導が終わると拍手が沸いていた。参加した児童は「プロペラの掃除など、飛行機が飛ぶまでにたくさんの仕事があることを初めて知りました。
パイロットの人から直接話を聞けて、将来なってみたい」と喜んでいた。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2014/02/05