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服部天神駅で改称記念式典

 「服部駅」から名称を変えた阪急服部天神駅で2013年12月21日、改称記念式典が開かれ、祈祷(きとう)やくす玉割りなどが行われた。雨の中訪れた人たちには、福娘から記念の「お種銭(たねせん)」が配られた。
 記念式典は駅構内に設置された祭壇で加藤芳哉・服部天神宮司が祈祷することから始まった。阪急豊中駅の梶原泰志駅長ら阪急電鉄の社員、駅員、福娘らが参加した。その後は、駅東口に設置されたパネルの前で、梶原駅長があいさつ。「服部天神駅は1910年にできた、最古の駅のひとつ」「駅構内のクスノキは神木だったので切らなかった」といったエピソードを紹介し、用意されたくす玉を割った。
 式典の後は、福娘2人が集まった人たちに、「金をためるときの元になる金銭」という意味のお種銭が配られた。お種銭は500袋用意されたが15分ほどでなくなった。近くで焼きトリ屋を営む高橋美智子さんは「商売繁盛を願って来ました」と笑顔。友人の上田千恵子さんは「両親も古くからここに住んでいるが、大昔は服部天神駅だったと聞いた。名前が元に戻ったということかな」と話していた。(早川方子)

更新日時 2014/01/13


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