府内最古の木造校舎、旧新田小学校校舎 7日から一般公開
大阪府指定の文化財で現存する府内最古の木造校舎である旧新田小学校校舎(豊中市上新田3)の一般公開が11月7日から始まった。同校舎内には、明治期から昭和期の教科書や手動計算機などを展示するほか、石盤に字を書いたり、ガリ版印刷をしたりする体験コーナーも設けられ、昔の学校生活を体験することができる。
旧新田小学校校舎は1900年の建築。1973年に現在の校舎(新田小学校、豊中市上新田2)を新築・移転するまで、70年以上使用された。1975年に府文化財に指定され、毎年11月に一般公開されている。建物は、木造桟瓦葺(さんがわらぶき)の平屋建ての典型的な和風校舎。ほぼ東を正面としており、南北に長く、長さは約31.5メートル。正面玄関の屋根には「學」の字の鬼瓦がある。
公開は10日までの午前10時から午後4まで。入場無料。旧新田小学校へは、阪急バス「新田幼稚園前」下車すぐ。車での来場不可。問い合わせは、豊中市地域教育振興室06-6858-2581まで。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2013/11/07