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母さんへ

ぼくは、小学校の一年生から四年生まで、一人で学校にいけませんでした。
それで、いつも母さんにむりやり学校につれていかれました。
ぼくは母さんに、これじゃあ中学生になられへんでと言われ、五年生の夏、自分がやっていたことをふりかえってみました。ぼくは、なんで母さんといっしょに学校に行っているんだろうと思いました。それから勇気を出して、少しずつ一人で学校に行けるように努力をしました。
今では普通に学校に行けてます。母さんにむりやりつれて行かれてなかったら、一人で学校にいけてなかったと思いました。
ぼくは母さんに勇気をもらいました。「ありがとう」。

=第十六中学校 片岡祐輔さん(豊中「伝えよう!いのちのつながり」第4回=2012年度=作品から)

豊中「伝えよう!いのちのつながり」

更新日時 2013/10/10


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