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豊中の小中学生が「図書館の達人」大会

資料調べをする児童、生徒

 豊中市立岡町図書館、千里図書館、高川図書館、野畑図書館で7月26日、小中学生が参加したイベント「知的探求合戦 めざせ!図書館の達人」が開かれた。グループごとに、あらかじめ決めたテーマについて図書館の資料を活用して調べ、まとめて発表する催しで、図書館の休館日を利用して開催された。
 豊中市は読書活動日本1目指し、児童、生徒の読書活動を促進して自ら学ぶ力を育成するために実施したもの。概ね4人1組の小・中学生で構成するグループが、図書館の蔵書や図書検索システムなどを駆使して、富士山の世界遺産登録やチョコレートなど、自分たちで選んだテーマについて調べてまとめ、グループごとに発表と質疑応答を行った。最後に、それぞれの図書館で参加者同士の投票により1番良いと思ったグループを「図書館の達人」に選んだ。
 高川図書館では8組30人が参加した。最初に、資料整理のためのワークシートを活用しながら図書館の中を歩き回り、テーマに関する資料を集めた。学校司書や図書館司書などのアドバイスを受けながら、子どもたちは机いっぱいに本や新聞を広げ、グループで話し合いながら調べたことを書き出していった。その後、発表に必要なキーワードなどを整理して各自で発表の練習。本番では調べて分かったことや、調べ方で分かったこと、参加した感想などを各グループ5分間で発表し、グループ間で質疑応答も行った。参加した児童は「友だちに誘われて参加したけれども、楽しかった。ただ、目当ての本を探すのは思っていたよりも難しかった。今日の経験は今後に役に立ちそう。」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)

豊中市高川図書館

更新日時 2013/07/31


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