このエントリーをはてなブックマークに追加

「子どもの安全見まもり隊」の旗が完成

新しくなった「子どもの安全見まもり隊」の簱

 豊中市は、登下校中の児童の安全を守る活動「子どもの安全見まもり隊」が使用する旗を新たに作成した。市はすべての市立小学校41校に100本ずつ配布した。
 旗は縦40センチ、横30センチ。ピンク色の下地に市のキャラクターであるマチカネくんがランドセルを背負ったイラストが描かれている。登下校時に子どもを誘導したり、通学路上の店舗や住宅の軒先に旗を掲示したりすることで、他の通行者に通学路であることを訴える。
 2011年に全国で登下校中の児童などが自動車事故に相次いで巻き込まれたことを受け、豊中市教育委員会は、豊中署、豊中南署などの関係機関とともに、通学路の緊急合同点検を実施。302の危個所ごとに対策案を協議し、157か所については対策案を取りまとめ、「文」マークや路面標示の設置などの対策を進めている。
 子どもの安全見まもり隊は大阪府警察本部が実施する事業。豊中市では41小学校区で約2600人の登録ボランティアが活動し、登下校時の見守りや校区内の危険を示した校区内安全マップの作成などに取り組んでいる。
 以前は子ども110番運動の旗を使用していたが、通学路の安全確保に取り組む姿勢を通行者にさらに強く示すため新たに旗を作成した。市教委教育推進室は「子どもたちが安心・安全に登下校できるよう、地域の皆さんをはじめ多くの人に協力してもらっています。このピンク色の旗がある道は通学路ということを知ってもらい、安全に注意して通行してほしい」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)

子どもの安全見まもり隊 豊中市教育委員会

更新日時 2013/07/12


関連地図情報