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桜塚高軽音部 豊中テーマに新曲「アンカー」

桜塚高校軽音楽部の部員。岡町商店街など、地元の店や団体とコラボする活動も多い

 大阪府立桜塚高校(豊中市中桜塚4)の軽音楽部が、豊中をテーマにした曲「アンカー~僕らの町 豊中~」を作り、4月から市の広報番組「かたらいプラザ」のオープニング曲として使われている。
 今春に卒業した生徒が詞やメロディーなど曲のベースを作り、3年生の井上華さん、市川愛実さんらがアレンジを加えた。曲調は元気で明るく、悩みを抱える人を優しく応援する内容となっている。歌詞には「千里の光さえ見せてくれた」「ロマンティック街道抜けた先に」など、豊中の地名が盛り込まれている。井上さんは「聴く人の中にスッと入るような歌にしたかった」と話す。
 軽音楽部は59人と大所帯だが、必ず全体練習で活動を開始する。顧問の久谷秀明教諭は「普通はバンドごと個別に活動するが、それでは部活と言えない。うちはバンドメンバーも抽選なので、曲作りはもちろん、人としても幅が出る」と、熱意を見せる。「アンカー」でベースを担当する鈴田冴さんは、「アンカーを演奏するのは6人だけですが、部のみんなで作った曲。楽しくあったかい部の雰囲気も伝わればうれしい」と微笑む。(礒野健一)

更新日時 2013/04/11


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