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豊中の加藤さん 英語スピーチコンテストで3位

 アメリカのブリガムヤング大学ハワイ校が主催した第14回全国高校生英語スピーチコンテストで、豊中市在住の府立箕面高校1年生、加藤早紀さんが3位に入賞し、12月13日、箕面高校で表彰状とトロフィーの授与式があった。
 コンテストには全国から約300人が参加し、9月の地区予選をへて、11月に本選が行われた。スピーチのテーマは毎年同じで、家族の大切さや、きずなについて。加藤さんは離婚した自分の両親について話し、「それでも親が巡り合い、愛し合ったから存在している」と感謝の気持ちを込めた。コンテスト実行委員会の田中宏二さんによると、上位3名の実力は拮抗していたため「審査員も順位をつけるのに苦労したほどだ」という。加藤さんを指導した箕面高校の硴塚(かきつか)桃子教諭は「自分が納得いくまで何度も練習する努力家」と拍手を送った。
 加藤さんは小学4年生の時から英会話を習ってきた。学校ではボクシング部に所属している。趣味は友人たちとショートムービーを撮影すること。「将来は英語を生かしながら、演劇に関する仕事に就きたい」と夢を語った。(早川方子)

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