とよなかマルシェ 最優秀賞に鯖やのお寿司体験
11月17日、千里文化センター「コラボ」で「とよなか産業フェア」が開催され、豊中市内を中心とした企業や事業所が、さまざまなデモンストレーションや体験講習会を行った。
来場者が審査員となる新商品コンテスト「とよなかマルシェ」には、食品だけを対象としてきた前回までから幅を広げ、過去最多の12社が自慢の商品をエントリーした。
最優秀賞には、鯖や(さばや、庄内東町)の「お寿司(すし)体験」が選ばれた。これは鯖やのスタッフが小学校などに出向き、簡単なすしの握り方を教えるプログラム。右田高有佑(こうすけ)社長は「豊中は海がない街だが、すしの街にしていきたい。すしの握り方を教えた子どもたちが、大人になって海外で活躍し、当たり前のようにすしを握ってくれたらうれしい」と話した。
優秀賞にはイタリア料理店クッチーナ カサイ(玉井町)の「こだわり野菜のミネストローネ」、最も豊中らしい賞品に贈られる「とよなか賞」は、Nayutty(蛍池中町)が制作した、豊中市のマスコット・マチカネくんの「いつも一緒にお散歩ストラップ」が選ばれた。(礒野健一)
更新日時 2012/12/11