池田市で11月10日に「文化財公開ウォーキング」
池田市は11月10日、市内の指定文化財を見て歩く「文化財公開ウォーキング」を開く。普段は一般公開されていない文化財を市文化財保護審議会委員の解説を聞きながら見学できるとあって、年1回の開催を待ち望む人も多い。
当日は午前8時50分に池田市役所玄関前集合。高法寺(綾羽1)の「十一面観音立像」、上池田薬師堂(上池田1)の「木造薬師如来像」を見学した後、市立歴史民俗資料館(五月丘1)で特別展「廣瀬旭荘と池田・大阪」を鑑賞する。
さらに五社神社(鉢塚2)で、こうもり形に彫られた側面の装飾が全国でも珍しい「五社神社十三重塔」や「鉢塚古墳」(府指定史跡)、「鉢塚古墳上部所在経塚出土品市指定文化財」(市指定文化財)を見て回る。鉢塚古墳は6世紀終わりごろに造られた円墳で、巨大な横穴式石室の玄室は、府内で1番の高さ(5.2メートル)を誇る。
最後に釈迦院(鉢塚3)の宝篋印塔(国認定重要美術品)や梵鐘(市指定文化財)を見学する。
参加は無料。飲み物、タオル、雨具などは持参する。小雨決行。問い合わせは池田市教育委員会生涯学習推進課072-754-6295。=情報提供・池田市(進藤郁美)
更新日時 2012/11/05