火災の初期消火に貢献 池田市の2人に感謝状
池田市消防本部は、火災の初期消火に貢献したとして、池田市空港1の石田省二さんと藤井均さんの2人に感謝状を贈った。
火災は8月26日の午後5時15分ごろ発生。近隣の住宅の火災警報器が鳴り止まないことに気づいた石田さんが、該当宅の様子を見に訪れ玄関を開けたところ、煙が充満。すぐに消防署に通報した。同じく警報器によって火災に気づいた藤井さんも駆け付け、廊下から見えた火を消防隊が到着するまでの間、消火器で消し止めた。
藤井さんは「とにかく夢中だった。会社で消火器の使い方を訓練していたことが役に立ちました」と当時の状況を振り返る。市消防本部は、「住宅用火災警報器が正しく設置されていたことと、隣人同士が連携して、的確な消火活動を行ってくれたことで、今回大火災を未然に防げた。なかなか一般の方ができることではない」とコメントした。=情報提供・池田市(進藤郁美)
更新日時 2012/09/14