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「第30回俳句大会」入賞作品決まる

 「さくら」を題材にした第30回俳句大会(いけだ・いらっしゃい祭振興会池田五月山さくらまつり部会事務局主催)の入賞者がこのほど決まった。池田市長賞には吹田市の山本ひろさんの「昨夜は早や思ひ出となり花衣」が選ばれた。

 第58回さくらまつり(4月7、8日)の開催に合わせて募集した。池田市を中心に、近隣市や石川県、滋賀県などから198人、387句の応募があった。

 山本ひろさんは「花見から帰って、一息ついた時の気持ちをそのまま詠んだら、こんなに立派な賞をいただき、驚いています」と喜びを語った。応募作品と俳人・石川多歌司さんら6人の選者による「第30回俳句大会作品集」を池田市観光・ふれあい課で販売している。1冊300円。問い合わせは市観光・ふれあい課072-754-6244。

 その他の入賞は次の皆さん。(敬称略)

【池田商工会議所会頭賞】上村隆(豊中市)「一駅を歩きて花を惜しみけり」
【池田市観光協会会長賞】福田隆夫(池田市井口堂)「闇のなか闇を揺らして糸ざくら」
【いけだ市民文化振興財団会長賞】辻田智子(堺市)「さくら咲く日本の空と思ひけり」
【関西・大阪21世紀協会賞】比企博子(西宮市)「花万朶句帳を閉ぢて目を閉ぢて」
【いけだ・いらっしゃい祭振興会特別賞】青木隆雄(兵庫県猪名川町)「花吹雪いさぎよしとは言はぬもの」
【第30回記念大会賞】小林一鳥(茨木市)「花吹雪独り占めとは勿体なし」

=情報提供・池田市(進藤郁美)

更新日時 2012/07/18


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