豊中市役所で「反核・平和の火リレー」出発式
広島にある平和公園の「平和の灯」から採火したトーチを揚げ、市民ランナーが走り継ぐ「第25回大阪府反核・平和の火リレー」(主催=日本青年学生平和友好祭大阪府実行委員会)の出発式が6月26日、豊中市役所で行われた。11人のランナーが、「No Nukes(核)、No More Fukushima」と描かれた揃いのTシャツを着て同市役所をスタート。反戦・反核・平和を訴えながら市内18.4キロを疾走。箕面市を経由して茨木市まで走り、トーチを引き継いだ。
このリレーは、1982年に「戦争による犠牲者をこれ以上増やしてはいけない」という原爆被害者の訴えに共感した広島の学生らが始めた取組みで、昨年は28都道府県で開催。大阪府内でのリレーは豊中市からのスタートになる。今後リレーは2手に分かれ、6月29日には島本町から京都府と、四条畷市から吹田市などを経て奈良県へとトーチが引き継がれ、府内10市町村をリレーすることになっている。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2012/06/27